急な停電でパソコンが受ける影響とは?対策も解説!
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停電には計画的なものと、急に発生するものがあります。計画的なものであれば、その時間帯にパソコンの使用を避ける必要があるでしょう。しかし、落雷や地震、事故などによって停電することもあり、これらは予測できません。
そのため、停電によってパソコンがどのような影響を受けるのか把握し、適切な対処を行う必要があるでしょう。
そこで今回は、停電によってパソコンが受ける影響や対策を紹介します。
停電によって考えられるパソコンが受ける影響
落雷などで急に停電が発生したとき、パソコンの電源が入っているとさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。では、停電によってどのような影響を受けるのか見ていきましょう。
作業途中のデータが消える
WordやExcel、パソコンにインストールされたソフトなどを使い、データ入力・編集などの作業をしていた場合、急な停電が発生すると、保存されることなく消えてしまう可能性が高いです。
ソフトの中には直前のデータなどが自動で保存されることもありますが、基本的に編集する前の状態に戻ってしまい、作業が無駄になってしまいます。
ハードディスクが壊れる
パソコンはハードディスクにデータを保存し、データを読み書きしています。このハードディスクにデータを読み書きする際、ディスクは高速で回転しているため、停電で急に電源が落ちるとディスクが傷つく可能性があります。
ハードディスクの破損によってデータが失われるだけでなく、破損した箇所によってはディスク全体が使えなくなることもあります。
OSに異常が出る
停電によって傷つく可能性があるのは、ハードディスクだけではありません。ハードディスクに保存されているデータの中で、OSを起動するためのデータが壊れてしまえば、OSを起動することもできなくなってしまいます。
同じように、普段使用しているソフトなどのデータが破損すれば、ソフト自体も使えなくなるので注意が必要です。
周辺機器に異常が出る
急な停電によって影響を受けるのはパソコン本体だけではありません。パソコンに接続している周辺機器など、電源プラグを挿して使用している機器は停電による影響を受ける可能性があります。
例えば、モデム・ルーターなどの機器が壊れてしまうとインターネットに接続できなくなります。
停電からパソコンを守る対策
停電によってパソコンが受ける影響は大きいので、事前に対策をしておくことが大切です。ここからは停電からパソコンを守る対策を紹介します。
小まめに電源を切るようにする
自宅で仕事をしている方の場合、パソコンの電源を入れっぱなしにしていることも多いでしょう。しかし、電源を入れている間に停電が起きることで影響を受けるので、必要ないときは電源を小まめに切っておくことが無難です。
コンセントを抜いておく
基本的に停電が発生した時に電源を切っていれば問題ありませんが、コンセントを抜いておくとさらに安全です。停電から復旧した際に、大きな電気がパソコン内部に流れる可能性があり、ダメージを受けるからです。
急な停電の場合は防ぐのが難しいですが、計画停電の場合は電源だけでなくコンセントも抜いておくと良いでしょう。
小まめにデータを保存する
作業中に停電が発生したときのために、データを小まめに保存するのがおすすめです。また、停電以外にも急にパソコンの電源が落ちる可能性もあるので、自動で保存できるものを利用すると良いでしょう。
例えば、WordやExcelなどは通常パソコン本体にデータを保存しますが、オンラインで使えるバージョンであれば自動保存できます。同様にGoogleのスプレッドシートやドキュメントなども、自動保存されるためデータを失う可能性は低くなるでしょう。
データのバックアップを取っておく
停電によって作業中のデータ以外も失われることがあります。重要なファイルなどをパソコン本体に保存している場合は、安全な場所に移したりバックアップを取ったりするなどの対策も有効です。
このときバックアップを電源が必要な外付けハードディスクに保存している場合、必要なとき以外は電源を落としコンセントを抜いておくようにしましょう。
UPSを使う
UPSとは「無停電電源装置」のことで、一時的に停電が起きた場合でも電力の供給を続けられる機器です。このUPSを使っていれば、急な停電が起きてもパソコンやサーバなどの電源が落ちることはありません。
小型のものだと長くは持ちませんが、データを保存して電源を落とすための時間を確保することができます。重要なデータを扱う場合にはUPSの利用を考えると良いでしょう。
まとめ
停電によってパソコンはデータ消失・本体の破損や故障といった大きな影響を受けます。計画的に行われる停電の場合は、パソコンがダメージを受けないように事前に準備をしておきましょう。
また、急な停電の場合でも、普段から意識していれば被害を最小限に抑えることも可能です。UPSなどの機器を利用すれば、より安全性を確保できます。必要な停電対策を行い、データ・パソコン本体を守りましょう。