テレワークで考えられるセキュリティリスクとは?適切な対策も紹介!

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近年増加しているテレワークはメリットが多い反面、セキュリティリスクも潜んでいるので注意が必要です。十分にセキュリティ対策を行わないと重大な損失に繋がる可能性もあります。では、どのようなセキュリティリスクがあり、どのような対策を行えば良いのでしょうか。
今回は、テレワークで考えられるセキュリティリスクと対策についてご紹介します。
テレワークでセキュリティ対策が必要な理由
テレワークにより自宅などで作業を行う方や企業が増えています。自宅など場所を選ばずに業務を行うことができ、移動の時間や交通費などを省略できるので、経費削減や業務効率化が図れます。
しかしテレワークでは、企業から支給された端末ではなく、個人の端末を使って業務を行うことも多いのではないでしょうか。十分にセキュリティ対策を行っていない場合、情報漏えいのリスクがあり、企業にとって大きな損失が生まれる危険性があります。
このような事態を防ぐためにも、テレワークで考えられるセキュリティリスクを知り、適切なセキュリティ対策を行う必要があるのです。
テレワークで考えられるセキュリティリスク
ここからはテレワークで考えられるセキュリティ上のリスクを紹介します。どのようなセキュリティリスクがあるか知ることで、リスクを低減することができるでしょう。
紙媒体・USBなどによる情報漏えい
テレワークを実施した場合、普段出社している社員が週の数日間を自宅などで業務を行うケースも多いです。この場合、社内で使用している紙媒体の資料や資料を保存したUSBメモリなどを持ち帰ることが多いでしょう。
このような社内で利用している資料を社外に持ち出し、紛失することで情報漏えいが起きてしまいます。テレワークを実施する場合、できる限り紙の資料やUSBメモリの不必要な持ち出しを制限するなどの対策が必要です。
クラウドサービスによる情報漏えい
テレワークでは、自宅でも共有で使う環境としてクラウドサービスを利用するケースも多いでしょう。しかし、クラウドサービスの使用方法を間違えると外部に情報が漏れてしまう可能性もあります。
例えば、社外秘のファイルが誰でもアクセスできるような設定だとリスクは高いといえるでしょう。特に社外のメンバーと共有するようなフォルダなどに含まれるファイルなどは、アクセス権限などの設定を厳密に行う必要があります。
また、クラウドサービスは他社が管理しているサービスであり、セキュリティ対策などは管理会社に依存しています。データの流出を防ぐためには、利用するサービスのセキュリティ対策・強度を確認する必要があるでしょう。
公共の場ののぞき見による情報漏えい
テレワークの場合、業務を行う場所に縛られないので自宅以外で仕事をすることもあるでしょう。しかし、カフェなどの公共の場でパソコンなどを操作する場合、モニターの内容を覗き見られる可能性があります。
もし機密情報などの重要データを扱っていた場合、情報漏えいするリスクは少なくありません。
公共Wi-Fiからの情報漏えい
公共の場での覗き見と同様に、公共の場で業務を行うときには使用するWi-Fiにも注意する必要があります。公共の場にあるWi-Fiは、誰でも利用できるようにセキュリティ対策が甘く設定されていることが多いです。
このようなセキュリティ対策が万全ではない回線を利用した場合、通信内容が漏えいしてしまう可能性があります。
また、公共の場などで接続できるWi-Fiには、悪意を持った回線が混ざっていることもあり、通信内容を盗まれる危険性があるだけでなく、ウイルスなどに感染するリスクもありますので注意が必要です。
テレワークで実施したいセキュリティ対策
テレワークでセキュリティ対策を行うためには、総合的な対策を実施する必要があります。ここからはテレワークで実施したいセキュリティ対策について紹介します。
ルール・レギュレーションの整備
テレワークで起こる情報漏えいの原因は、そのほとんどが「人為的なミス(ヒューマンエラー)」です。セキュリティ対策が不十分な端末を使ったり、出所が分からないWi-Fiなどに接続しないように注意するだけでも、情報漏えいなどのリスクは少なくできるでしょう。
他にも、紙媒体の資料やUSBの持ち出しを禁止するなど、業務に関するルールを定める必要があります。
セキュリティ対策ソフトの導入
テレワークに限らず、インターネットに接続した状態で業務を行うのであれば、セキュリティ対策ソフトを使ってリスクを小さくする必要があります。日々、新しい攻撃手法が生まれているため、完全にセキュリティリスクをゼロにすることは難しいです。
しかし、膨大なデータを元に脅威を検出し、ブロックできるソフトを利用していれば、セキュリティレベルを高くできるでしょう。
まとめ
テレワークは経費削減や業務効率化などを実現できるメリットがあります。一方で、セキュリティリスクが高まるといったデメリットもあるので注意が必要です。安全にテレワークの環境を整えるためには、セキュリティリスクを知り適切な対策を行うことが大切です。