バックアップとはそもそも何か、行うべき場面や主な方法とあわせてわかりやすく解説
> 【PR】無料で30日間お試しできるWi-Fi『THE WIFI』
バックアップとはどういう意味かわからず、疑問に思っていないでしょうか。
バックアップは、PCやスマートフォンなどの大事なデータを外部に残しておくことです。
バックアップとは何か、行うべき場面や主な方法とあわせて解説します。
バックアップとは?
バックアップとは、PCやスマートフォンなどの内部に保存されているデータを他の場所にも別途保存しておくことです。
データのバックアップを取っていれば、万が一保存に使っていたパソコンなどが壊れてしまっても、大事なデータは他に保管されているため消えることはありません。
言い換えると、バックアップを取っていない場合は、保存に使っていたパソコンなどが壊れてしまった場合、失われてしまったデータを取り戻すことは基本的にはできなくなってしまうということです。
HDDの復旧サービスなどもありますが、100%の確率でデータを復元できるわけではありません。
消えてしまったら困る大事なファイルは、定期的にバックアップを取っておくことが重要です。
バックアップはどんなときに行うべき?
バックアップを行うべきタイミングは様々です。
基本的に大事なデータは頻繁にバックアップを取っておくことが重要ですが、特定の作業を行う際は改めて、直前にバックアップを取っておいたほうが良いケースもあります。
突然の故障・破損に備えて、常に大事なデータはバックアップしておくべき
パソコンやスマートフォンなどの機器は、いつ壊れてしまうかわかりません。
例えばスマートフォンは、うっかり落としてしまった結果電源が入らなくなってしまうことがあります。
パソコンも、落雷で壊れたり、引っ越しなどで持ち運ぶ際に誤って落としてしまったりすると壊れる恐れがあります。
またパソコンやスマートフォンは消耗品であるため、落とすなどの衝撃を与えなくても自然にパーツが劣化して壊れてしまうケースがあります。
いつ壊れてしまうかわからない関係上、本当に大事なデータはできるだけ頻繁にバックアップを取っておきましょう。
バックアップに使ったHDDやUSBメモリなども壊れてしまう可能性がないわけではないので、万全を期するため複数のバックアップを用意するのもおすすめです。
PCやスマートフォンを機種変更する際はバックアップが必須
新しいパソコンやスマートフォンを買った際は、バックアップを取っておけば乗り換え前の機種のデータを素早く移せます。
大事なファイルをHDDやmicroSDカードなどに保存しておきましょう。
下取りなどで機種変更時に今まで使っていた本体が回収される場合は、手続きの前に忘れずバックアップを取っておくことをおすすめします。
初期化の際もバックアップを忘れずに
パソコンやスマートフォンなどの機器は長期間使っていると調子が悪くなってくることがありますが、初期化すれば動作が改善されるケースがあります。
使っている機器を初期化する際も、初期化すると内部のデータは基本的に消えてしまうので、バックアップを事前に取っておきましょう。
バックアップを行うにはどうする?主な方法をかんたんに解説
バックアップには様々な方法があります。
ここからは、主なバックアップの方法をかんたんにまとめます。
外付けHDDやUSBメモリを用意し、必要なデータを転送する
主にパソコンのデータをバックアップする際に手っ取り早い方法は、外付けのHDDやUSBメモリ、SDカードなどにデータを移す方法です。
外部メモリを接続したらPC内の必要なファイルを選択して、外部メモリの中に入れましょう。
データはバックアップしたタイミングの状態で保存されるので、文書ファイルなどを新しく書き換えた際は改めてデータを保存し直すように気をつけてください。
クラウドストレージを契約し、大事なデータを同期させる
インターネット上に自分のデータを保存しておける、クラウドストレージと呼ばれるサービスも存在しています。
例えばGoogleのGoogle DriveやAppleのiCloud、MicrosoftのOneDriveなどが挙げられます。
それぞれに大事なデータを同期させておくことで、ファイルのバックアップを行えます。
指定したフォルダ内のデータを自動的に最新の状態で同期してくれるサービスもあるので、頻繁に内容を書き換える文書ファイルなどの保存にも活用してみてください。
Officeなど、自動的に情報をクラウドストレージに送信してくれるサービスもある
MicrosoftのOfficeやGoogleの提供する「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」などのサービスは、作成した文書ファイルのデータを最新状態で常にクラウドストレージに保存してくれます。
作業中にパソコンの電源が落ちるなどしても、自動でデータをバックアップしてくれるサービスなら直前までの作業内容が残るので、作業のやり直しの手間は大幅に軽減されます。
万全の状態で文書作成などの作業をしたい場合は、データの自動バックアップに対応するサービスを活用しましょう。
PCやスマートフォンのバックアップはOSやアプリの標準機能としても存在する
PCやスマートフォンでは、OS標準の機能やアプリ独自の機能として、内部に保存したアカウント情報やWeb閲覧情報、重要なデータなどをバックアップしてくれるものもたくさんあります。
例えばiPhoneやAndroidスマートフォンは標準機能で写真やユーザー情報を自動的にバックアップ可能、LINEのメッセージはLINEアプリのバックアップ機能で自動的に毎日保存可能です。
様々なバックアップサービスを活用して、大事なデータの消失を防ぎましょう。
まとめ
バックアップとは、大事なデータを外部へ保存しておくことです。
様々なバックアップサービスを使うことで、消えてしまったら困る大事なデータをしっかり確保しておけます。
パソコンやスマートフォンなどはいつ壊れるかわからないので、大事なデータは定期的にバックアップを取っておきましょう。