テレワークとは?基本的な内容と現状を解説

「テレワークとは?基本的な内容と現状を解説」という記事内のイメージ画像です。

テレワークとは?

テレワークとは、通信機器を用いて時間や場所に縛られることなく働く仕事スタイルのことです。
「tele(離れた場所)」と「work(働く)」が合わさった造語であり、一般的に所属する会社から離れた場所で仕事をすることを意味します。

現在はICT技術(情報通信技術)が一般化しているため、企業に雇われている人が行う「雇用型テレワーク」だけでなく、自営業者やフリーランスなどの個人が行う「自営型テレワーク」も広まっているのが特徴。
新しい働き方が推進されるこれからの時代において、あらゆる労働形態に対応できるテレワークへの注目はさらに高まっていくと予想されます。

国内のテレワーク人口とは?

国土交通省が行った平成29年度の「テレワーク人口実態調査」では、勤務先に「何かしらテレワークの制度がある」と回答した割合は全体の16.3%となりました。
前年は14.2%であったため、国内のテレワーク人口は少しずつ増加していることがわかります。

こちらの調査によると、従業員数が多くなるほどテレワークの普及度合いは大きくなり、1,000人以上の企業では25.1%という結果になっています。
現段階では従業員の数が多い大規模な企業ほど、積極的に業務をテレワークへ移行していると考えられるのです。

このようにテレワークの普及率は、まだまだ十分とは言えない状態になっています。
しかし、テレワークという働き方についての認知度で見ると、全体の62.6%がその存在を知っているという結果が出ています。
つまり現代のテレワークとは、導入するきっかけさえあればスムーズに普及が進む可能性が高い分野となるでしょう。
2020年には新型コロナウィルスの影響で、その認知度はさらに高まることが予想されます。
既に普及の準備自体は進みつつあるという点は、昨今のテレワークの特徴だといえますね。

参考:テレワーク人口実態調査

テレワークの種類とは?

テレワークとは、いくつかの種類に分けられる働き方であるのも特徴です。

厚生労働省のテレワーク総合ポータルサイトによると主に以下の3つに分類され、それぞれ働き方のスタイルが変わってきます。
・在宅勤務
・モバイル勤務
・サテライトオフィス勤務

それぞれの種類から、テレワークの特徴を多角的に確認します。

在宅勤務型のテレワークとは?

テレワークにおける在宅勤務とは、会社から離れて「自宅」で仕事をするスタイルを意味します。
自宅にいることで、育児や介護などにも対応しやすくなるのが特徴です。
事情があって働き方が制限される人も、従業員として雇いやすくなるのが魅力となるでしょう。

モバイル勤務型のテレワークとは?

職場から移動する際の時間を使って、パソコンなどで仕事をするのがテレワークにおけるモバイル勤務です。
ちょっとした時間を利用することで、仕事の効率アップを図れるのがメリットとなります。
業務中に外出する機会の多い営業職などには、新しい働き方として定着しやすいでしょう。

サテライトオフィス勤務型のテレワークとは?

サテライトオフィス勤務のテレワークとは、普段の社内とは違う場所にある労働スペースで働く方法です。
主に専用のサテライトオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペース、レンタルスペースなどで働くことが考えられます。
働く場所を変えることで気分転換をしたり、別の企業の従業員と交流して刺激を得たりといったことに期待が可能です。

テレワークのメリット・デメリット

テレワークとは、その働き方にさまざまなメリット・デメリットを内包しているのも特徴です。
メリットとデメリットを知ることで、現状のテレワークについてより深く理解することができるでしょう。
ここからは、把握しておきたいテレワークのメリット・デメリットを紹介します。

通勤にかかる時間や精神的負担が軽減される

テレワークでの働き方には、通勤にかかる時間や精神的な負担を軽減できるというメリットがあります。
従業員のストレスの原因を取り除きつつ、時間を効率良く仕事に使えるようになるという点は、テレワークを導入する理由になるでしょう。
新型コロナウィルス対策にもつながっていくことから、現状の通勤スタイルに影響を与えるテレワークのメリットは大きくなると予想されます。

副業での働きやすさを加速させる

テレワークは短時間での勤務にも向いているので、副業としての雇用機会を増やせるのもメリットです。
「週に2〜3日だけテレワークで働いてもらう」といった雇用形態も考えやすくなるため、働き方の多様性が広がることに期待できます。

気持ちの切り替えが難しいことも

テレワークには、働いているときの気持ちの切り替えが難しいというデメリットがあります。
たとえば在宅勤務の場合、仕事をする空間と生活空間が同じになるので、業務とプライベートが混同することがあるのです。
それは労働時間が長くなるという、新たなデメリットにつながることも考えられます。
いかにして労働時間の管理を徹底するかが、テレワークにおける今後の課題になるでしょう。

参考:テレワーク導入の注意点とは? 事例とデメリットからやり方を学ぶ

まとめ:テレワークとは新しい働き方を牽引する存在

テレワークとは、今後の働き方を率先して変えていく存在のひとつであると考えられます。
会社に通勤して働くという当たり前が、これからはテレワークという手段を取り入れてどんどん変化していくかもしれません。
まずはテレワークの基本と現状を理解して、その可能性について考える機会を作りましょう。