パソコン
テレワークで自宅以外でも作業したい場合はバッテリー容量をチェックする必要があります。
しかし、パソコンを選ぶ時にCPUやメモリ、SSDの容量はチェックするけれどバッテリー容量をチェックするのは忘れがちなのも事実です。
今回はなぜバッテリー容量のチェックが必要なのか、テレワークのパソコン選びで忘れがちなバッテリー容量についてご説明します。
テレワークでバッテリー容量が必要となる理由
まずはテレワークでなぜバッテリー容量が必要なのか、その理由についてチェックしてみましょう。
テレワークは必ずしも自宅で働かなければならないとは限らない
初めてテレワークやリモートワーク、在宅ワークされる方ですと、あくまでも家で仕事をするという考え方や感覚の場合があります。
もちろん、家庭環境や会社との都合によっては、自宅限定で仕事する場合もあるでしょう。
しかし、どんな状況であったとしても、自宅以外で働ける余地を残しておくほうがメリットがあるのも事実です。特に自宅でのみ作業する場合、引きこもりがちになるだけでなく、気分も塞ぎ込みやすいですし、何よりも仕事と普段の生活のON・OFFが難しくなります。
可能であれば自宅の外でも働ける余地を残しておくほうが、長期的に見るとプラスなのは確かです。
どちらかと言えばテレワークは場所や時間に縛られず、どこでも柔軟に働けること、逆に言えば自分の都合に合わせてやりやすい場所で働く位の気持ちの方が、ストレスがたまりにくくなります。
もし、出先でバッテリーが枯渇すると非常に困る
出先でノートパソコンのバッテリーが枯渇してしまうと非常に困ります。電源を持ち歩いていたとしても、どこでもコンセントを指して良いわけではないからです。
また、どうしようもなくなりモバイルバッテリーを購入しなければならないとすれば、不要な出費であるのも否めません。
薄型で軽いノートパソコンですと、想像しているよりもバッテリーが少ないこともあります。可能であれば購入前に何時間持つのか、もし1日中出かけた場合でも持つのかどうかを指標にしましょう。24時間以上というよりも最低でも10時間~12時間バッテリーが持つものがおすすめです。
スマートフォンやWiFiを充電しながら使う場合も
パソコンのバッテリーはUSB経由でスマートフォンやWiFiを充電することも可能です。なるべくバッテリー容量の多いものを選べばそれらの機器の充電にも困らないということです。
特にモバイルWiFiなどの機器はバッテリーの減りが早いものもあり、可能であれば給電しながら使うことになる場合も考えられます。
別でモバイルバッテリーを持ち歩く形で対応することもできますが、パソコンのバッテリー容量に頼る形の方が手荷物が少なくなるのは確かです。
家の中で作業する場合も時には場所を変える方が良い
テレワークする場合はある程度作業場所を固定されてしまうことがあります。必ずしも毎回別の場所で作業する必要はないにせよ、時々場所を変えたほうが気分転換になるのは確かです。
パソコンのバッテリー容量が多ければその都度コードを伸ばしたり電源を確保する手間が省けます。
実は災害時にもバッテリー容量が多い方が役立つ
パソコンのバッテリー容量が多い方が良い理由のひとつに災害時に役立つことがあげられます。前述した通りにスマートフォンやWiFiの充電も可能ですし、もし停電した場合でもモバイルWiFiがあればパソコンで作業することが可能です。
また、何らかの形で避難しなければならない状況、自宅から離れなければならない状況でも作業環境が持ち運びできればその後の不安も少なくなります。
ただし、ハイスペックなデスクトップ環境と同じノートパソコンを買おうとすると高くなりますので、必要とするスペックによってはデスクトップパソコンとノートパソコンで作業を切り分けることも大切です。快適に作業したい場合はある程度ハイスペックなデスクトップパソコン、簡単な作業や手直し、修正程度であればノートパソコンなど、状況や作業内容に応じて使い分けてみましょう。
まとめ:テレワークでノートパソコンを使うならバッテリ容量もチェック
テレワークやリモートワーク、在宅ワークではデスクトップパソコン一択という方も少なくありません。実際にはノートパソコンからHDMI出力などでディスプレイに表示させることもできますし、キーボードやマウスを外付けすれば作業効率をアップするのも簡単です。
逆に言えば、ある程度のバッテリー容量があり、それなりのノートパソコンであれば持ち運びができるので、どこでも作業ができるというメリットが生まれます。
そして、ノートパソコンを購入するタイミングである程度容量のあるバッテリーを選んだ方が、様々なシーンで役立つことは間違いありません。単純にCPUやメモリ、SSDの容量だけで選ぶのではなく、バッテリー容量についてもチェックすることをおすすめします。